判断のための資料
0. この資料の使い方
この資料は、導入・運用・評価を考える人が、公開可能な事実と設計意図を区別して判断するための補足である。想定される確認事項、判断条件、説明の境界を示す。実装保証や特定配布物の検証が必要なときは、示した資料地図に従って追加確認する。
1. 想定質問と回答の組み立て
| 想定質問 | 最初に確認すること | 回答に必ず含めること | 一次資料 |
|---|---|---|---|
| 自分のPDF読解・講義・レビュー作業に合うか | PDFへの注釈、独立ノート、ワークスペース単位の整理のどれが必要か | できることと、用途に合うかは利用者の作業条件によること | docs/ja/Using_the_App.md |
| 通常版、Lite版、読み取り専用ソフトのどれを使うか | DOCX/PPTXをローカル変換する必要、注釈編集の必要、対象がワークスペース内か | 通常版とLite版の差、変換が試験的であること、閲覧専用ソフトの役割 | docs/ja/Getting_Started.md、docs/ja/Troubleshooting.md |
| 既存のPDFやノートを安全に扱えるか | 原本を残す必要、未統合の編集やバックアップの有無、保存先の状態 | PDF原本と注釈データは別であること、stageと統合保存は別であること、復旧データを先に削除しないこと | docs/ja/Save_and_Recovery.md、docs/ja/Troubleshooting.md |
| 更新・移動・共有の前に何をすべきか | 配布フォルダとワークスペースが分かれているか、未統合の変更がないか | 新しい版は別フォルダへ展開すること、作業データはワークスペース全体で保護すること、__resource__ を除外しないこと | docs/ja/Getting_Started.md、docs/ja/Save_and_Recovery.md |
| 非通信・保存・変換品質をどこまで信頼できるか | 問われている主張、対象の版・配布物、必要な保証の水準 | 方針と実装確認を区別し、対象コード・設定・テスト・配布物を確認できない範囲は未確認とすること | introduction/project_context.xml、introduction/core/safety_and_nonnegotiables.md、README.md |
2. 導入判断の境界
FIT_FOR:
- PDF原本を変更せずに注釈を管理したい作業
- PDFと独立したテキストノートを同じローカル作業単位で扱いたい作業
- DOCX/PPTXをローカルでPDFへ変換して確認したい作業(通常版のみ、試験的機能)
CHECK_BEFORE_RECOMMENDING:
- PDF本体へ直接埋め込む編集結果だけを必要としていないか
- 特定のDOCX/PPTXの見た目を完全再現することが必須ではないか
- 作業場所が書き込み可能なローカルフォルダか
- 対象ファイルがワークスペース内にあるか、単体閲覧が目的か
DO_NOT_INFER:
- すべてのPDF、暗号化PDF、Office文書で同じ結果になること
- 既存の別アプリ用注釈や設定を引き継げること
- 利用者の環境で問題なく動作すること
3. 客観的な評価を求められたとき
1. 評価したい主張を一文に絞る。例: 「この配布物に外部通信機能がないか」「このファイルを保存しても原本PDFは変わらないか」。
2. この資料、資料地図、安全性資料、公開一次資料を読む。機械的な探索が必要な場合だけ introduction/manifest.json の objective_analysis を補助的に使う。
3. GitHub Pagesで読めるのは文書ポータルに掲載された資料であり、src/、tests/、設定、配布バイナリは含まれない。Pagesだけを確認した回答では、文書に書かれた方針・案内と、実装を直接確認できた事実を混同しない。
4. 実装に関する結論が必要なら、公開リポジトリの該当するソース、設定、テスト、または対象配布物の実体を確認する。確認できないときは、その限界を明示する。
5. 結論は次のラベルで分ける。
| ラベル | 意味 |
|---|---|
| 確認済み事実 | 実装、設定、テスト、または配布物で直接確認できたこと |
| 方針 | プロジェクトが掲げる設計上の約束。全環境での保証とは別 |
| 制約 | 試験的機能、既知問題、対象外、確認範囲の限界 |
| 未確認 | 資料または実体を確認できず、結論を出せないこと |
Windowsの一般警告音は未解消の既知問題として扱うため、静音性を「完全無音」と表現しない。Office変換は通常版のローカル処理だが試験的機能であり、変換後のPDFを確認する。
GitHub Pagesの資料を説明するときの表現
| 確認できた範囲 | 回答の表現 |
|---|---|
| Pagesの公開文書だけ | 「公開文書では、この方針・案内が示されている」 |
| 公開リポジトリの該当ソース・設定・テストも確認 | 「確認した範囲では、実装/設定/テストにより裏付けられる」 |
| 対象の配布物も確認 | 「確認した配布物では、次の内容を確認できた」 |
GitHub Pagesにないソース、テスト、配布物を読んだように装わない。Pages上の資料だけで検証不能な主張は、公開リポジトリまたは対象配布物の確認が必要であることを伝える。
4. 問題相談を有用にする最小情報
問題や適合性を質問する際は、個人情報やPDF本文を共有せず、次を確認できると回答の精度が上がる。
- アプリの版、通常版かLite版か、Windowsの版
- 行おうとした操作、期待した結果、実際の結果、表示されたメッセージ
- 対象がPDF、ノート、注釈、DOCX/PPTXのどれか
- 保存前・保存後・未統合stageのどの状態か
- 原本、stage、バックアップ、
__resource__を削除・改名・上書きしていないこと
外部の連絡手段や返信を保証しない。報告先を案内する場合は、利用可能な経路とセキュリティ報告の扱いをその時点で確認する。
EVIDENCE:
docs/ja/Getting_Started.mddocs/ja/Using_the_App.mddocs/ja/Save_and_Recovery.mddocs/ja/Troubleshooting.mdintroduction/project_context.xmlintroduction/core/documentation_contract.md